明石市議会 > 2019-12-11 >
令和元年生活文化常任委員会(12月11日)

  • "所管事務調査事項"(/)
ツイート シェア
  1. 明石市議会 2019-12-11
    令和元年生活文化常任委員会(12月11日)


    取得元: 明石市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-29
    令和元年生活文化常任委員会(12月11日)                            生活文化常任委員会記録                          令和元年12月11日(水)                          於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席委員(7人)   北 川 貴 則 委員長               榎 本 和 夫 副委員長   家根谷 敦 子 委 員  竹 内 きよ子 委 員  寺 井 吉 広 委  員   楠 本 美 紀 委 員  梅 田 宏 希 委 員 〇欠席委員   な し 〇出席説明員   和田副市長  岸本市民生活局長  石角環境部長   吉川農業委員会事務局長  ほか市民生活局の次長・室長・課長 〇請願者   出口 幹郎
    〇議事  (1) 市民生活局(文化・スポーツ室産業振興室、環境室)、農業委員    会関係   ① 付託された議案・請願の審査    ア 議案(7件)      議案第50号 明石市土地改良事業分担金等徴収条例制定のこ             と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3      議案第51号 あかしふるさと図書館条例を廃止する条例制定             のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4      議案第55号 明石市生涯学習センター条例の一部を改正する             条例制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4      議案第52号 明石市農業共済条例を廃止する条例制定のこと・・・・・・ 7      議案第57号 令和元年度明石市一般会計補正予算(第3号)             〔分割付託分〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9      議案第62号 議決事項一部変更のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14      議案第63号 明石市立市民会館明石市立西部市民会館、明             石市立市民ホール及び明石市立中崎公会堂に係             る指定管理者の指定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14    イ 請願(1件)      請願受理第4号 気候非常事態宣言に関する決議を求める請願・・・・・・17   ② 報告事項(3件)    ア 明石市立文化博物館次期指定管理者候補者の選定について・・・・・・・・26    イ 無錫市との青少年交流について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28    ウ 気候変動に適応するための対策強化について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21   ③ その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31  (2) 市民生活局(市民生活室、市民協働推進室あかし総合窓口・市民    センター)関係   ① 付託された議案の審査      議案(3件)      議案第56号 明石市立コミュニティセンター条例の一部を             改正する条例制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38      議案第57号 令和元年度明石市一般会計補正予算(第3号)             〔分割付託分〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41      議案第58号 令和元年度明石市葬祭事業特別会計補正予算             (第1号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42   ② 報告事項(1件)    ア ウィズあかし貸室の増室について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43   ③ その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44  (3) 閉会中の所管事務調査事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44                            午前9時56分 開会 ○北川貴則委員長  それでは、おそろいでございますので、生活文化常任委員会を開会いたします。  2の議事です。市民生活局の文化・スポーツ室産業振興室、環境室、並びに農業委員会関係の議案に入ります。付託された議案の審査は7件でございます。  議案第50号、明石市土地改良事業分担金等徴収条例制定のことを議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  福井農水産課長。 ○福井農水産課長  農水産課長の福井でございます。  議案第50号、明石市土地改良事業分担金等徴収条例制定のことについて、ご説明申し上げます。  議案書3ページをごらんください。  提案理由でございますが、本案は土地改良事業に係る分担金等を徴収するため、新たに条例を制定しようとするものです。議案第50号関連資料にてご説明させていただきますので、ごらんください。  提案の目的でございますが、本案は、土地改良事業等の施行により利益を受ける者から、当該事業費に充てるため、事業費の一部を分担金等として徴収するために条例を制定しようとするものです。これまでも、事業により利益を受ける者である水利組合や土地改良区等から寄附金として事業費の一部を受納し、ため池や水路の改修といった土地改良事業を実施してきていますが、本条例を制定することで地元負担金の根拠を明確化し、より適正に事業を執行しようとするものです。  条例の内容、(1)定義としまして、土地改良事業等とは、土地改良法に規定されています兵庫県または明石市が事業主体となって行うため池や水路や農道などの整備、維持管理、災害復旧事業等、また、3号事業とは、土地改良法によらない事業で、土地改良施設維持管理適正化事業や市単独事業などで比較的簡易に施工ができるため池や水路、農道などの改修といった土地改良施設の維持修繕などを指しています。  次に、(2)分担金の徴収する相手方としましては、①県営事業、②市営事業、③3号事業とも、それぞれの事業により利益を受ける者で、土地の所有者や農業者、水利組合、土地改良区等が対象となります。  次に、(3)分担金の額ですが、県営事業、市営事業、3号事業とも、事業に要した額から国、県等の補助金を差し引いて得た額の50%以下としています。この割合につきましては、これまでの地元負担金の考え方と同じで、今回の条例化により、地元の負担がふえるものではありません。  次に、(4)特別徴収金ですが、国や県の補助金を利用して実施された事業において、受益者が土地改良事業完了後に土地を目的外用途に供した場合、例えば、国庫補助事業により修繕した水路やため池を、その直後に廃止や処分などが行われた場合などには、補助金の返還等に伴う特別徴収金を徴収できることとしています。  次に、(5)分担金の徴収の猶予及び減免につきましては、ため池の用地や堤体を散策路や公園として地域に一般開放することを目的として整備する利活用事業にかかるものや防災事業など、不特定多数の市民が利益を受ける場合、また、緊急性の高い災害復旧事業など、分担金徴収の猶予減免対象とすることを考えております。本条例の実施時期は令和2年4月1日を予定しております。  次に、資料2ページ目をごらんください。  冒頭で少しご説明申し上げましたが、これまでも事業により利益を受ける者である水利組合や土地改良区から寄附金として事業費の一部を受納し、ため池や水路の改修といった土地改良事業を実施してきておりますが、条例を制定することでより適正により透明性をもって事業を執行しようとするものであり、この条例の制定により地元の実質負担がふえるものではございません。  以上で、議案50号、明石市土地改良事業分担金等徴収条例制定のことについての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜わりますようお願い申し上げます。 ○北川貴則委員長  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんでしょうか。  ないようですので、質疑を終結いたします。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第50号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北川貴則委員長  ご異議なしと認め、議案第50号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第51号、あかしふるさと図書館条例を廃止する条例制定のこと及び議案第55号、明石市生涯学習センター条例の一部を改正する条例制定のことを一括して議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  藤本文化振興課長。 ○藤本文化振興課長  文化振興課長の藤本です。  私からは議案第51号、あかしふるさと図書館条例を廃止する条例制定のこと、及び議案第55号、明石市生涯学習センター条例の一部を改正する条例制定のことにつきまして、委員会資料に基づきまして、あわせてご説明させていただきます。  委員会資料をごらんください。  あかしふるさと図書館及び明石市生涯学習センター分室につきまして、両施設が所在する旧市立図書館の建物が耐震性を満たしておらず、老朽化も著しいことから、明石市では2020年3月31日での閉館に向けて取り組みを進めてまいりました。つきましては、市民への周知期間も鑑み、2019年12月議会におきまして、あかしふるさと図書館条例及び明石市生涯学習センター条例を廃止及び改正しようとするものでございます。  1、条例改正等の概要でございますが、あかしふるさと図書館条例につきましては廃止、明石市生涯学習センター条例につきましては、分室にかかる部分を削除しようとするものでございます。施行期日は、2020年4月1日でございます。  2、旧市立図書館の建物についてでございますが、明石市立図書館及び中央公民館の設置を目的としまして1974年に建築されました。当該建物は、旧耐震基準に基づきまして建設されているため、耐震性に問題があるだけではなく空調設備や給排水設備などの老朽化も著しく、継続して使用するには、耐震化に加え大規模改修が必要となります。  3、兵庫県からの占用許可についてでございますが、ふるさと図書館は、明石市制施行100周年及び明石城築城400周年にあわせて、ふるさと関連図書を配架する施設として、分室は、ふるさと図書館に付随する貸室という位置づけで兵庫県の占用許可を受けておりまして、占用期間が満了する2023年3月末までに、兵庫県に敷地を返還する必要がございます。なお、敷地の返還方法につきましては、引き続き兵庫県と協議を続けてまいります。  4、市民への周知でございますが、議決後に、広報あかし、ホームページなどで周知してまいります。  以上をもちまして、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜わりますようお願い申し上げます。 ○北川貴則委員長  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんでしょうか。  梅田委員。 ○梅田宏希委員  2023年に兵庫県に敷地を返還するということですが、これが廃止になって議案がとおりますと、今後の2023年までの間の動きですね。これは更地にして返すのか。どういうふうにして返すのかということをお聞きしたいんですが。 ○北川貴則委員長  藤本文化振興課長。 ○藤本文化振興課長  文化振興課長の藤本でございます。  敷地につきましては、更地にして返すというのが基本でございますけれども、返還方法につきましては、引き続き兵庫県と検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  そしたら、これから県と返し方を考えるということで、結構です。  もう1つは、生涯学習センター条例の一部を改正するということですが、この生涯学習センターに関係する団体の方々に支障はないのかということはいかがですか。 ○北川貴則委員長  藤本文化振興課長。 ○藤本文化振興課長  文化振興課長の藤本でございます。  2017年に登録サークルの皆さんに2019年度末での閉館をお伝えしております。個別ヒアリングなどを実施してまいりまして、その結果、登録サークルの皆様には今年度末の閉館についてご認識いただいており、順次移転を進めていただいているところでございます。また、移転を希望するサークルにつきましては、コミセンなどの施設に関する情報提供を行うなど、移転に向けた支援を行ってまいりました。  なお、登録サークル数は2017年度49サークルで、今年度は27サークルとなっております。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  他にございませんでしょうか。  寺井委員。 ○寺井吉広委員  このあかしふるさと図書館の中に入っているこの書物。大変貴重な書物が多数あったかと思いますけれども、その書物の次のスペースといいますか。そこは十分確保されているんでしょうか。
    北川貴則委員長  藤本文化振興課長。 ○藤本文化振興課長  文化振興課長の藤本でございます。  図書につきましては、あかし市民図書館にお渡しするもの、それから、文化博物館、市史編さん室に返却するもの等で返却先は確保しております。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  寺井委員。 ○寺井吉広委員  引き続き市民の方が見られるように、閲覧できるように、貸し出し等ができるような形は十分確保されているということでよろしいでしょうか。 ○北川貴則委員長  藤本文化振興課長。 ○藤本文化振興課長  文化振興課長の藤本でございます。  そのとおりでございます。引き続き見ていただけるような形で考えております。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  他にございませんでしょうか。よろしいですか。  ないようですので、質疑を終結いたします。  それでは、採決に入ります。  まず、議案第51号でございます。  おはかりいたします。  議案第51号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北川貴則委員長  ご異議なしと認め、議案第51号は原案どおり承認いたしました。  続きまして、議案第55号でございます。  おはかりいたします。  議案第55号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北川貴則委員長  ご異議なしと認め、議案第55号は原案どおり承認いたしました。  続きまして、議案第52号、明石市農業共済条例を廃止する条例制定のことを議題に供します。  それでは議案の説明を求めます。  松田農業振興担当課長。 ○松田農業振興担当課長  農業振興担当課長の松田でございます。  議案第52号、明石市農業共済条例を廃止する条例制定のことについてご説明を申し上げます。  議案書の1ページをごらんください。  提案理由でございますが、令和2年度から農業共済事業が兵庫県下全域を事業区域とした新たな組合によって実施されることになったため、条例を廃止しようとするものです。議案第52号関連資料にて説明させていただきますので、ごらんください。  まず、廃止の理由ですが、兵庫県下では、これまで市町または事務組合が農業共済事業を実施してきましたが、令和2年4月からは県全域を事業区域とした兵庫県農業共済組合が設立され、そこが農業共済事業を行うことになりますので、今回、明石市農業共済条例を廃止しようとするものです。  概要ですが、高齢化や後継者不足による農業者の減少に加え、共済制度の見直しによる加入者の減少が見込まれるため、共済事業のより効率的な運営体制の強化が必要となりました。保険事業としてスケールメリットが生かせるよう、兵庫県でも県下一組合化を検討し、平成31年4月に各市町、事務組合と覚書を締結し、来年4月から新組合を設立して共済事業を行うことになりました。  そのため、5、その他のスケジュールにもありますが、年明け1月には新組合創立総会を開催し、その後、県に対して新組合設立認可の手続を進めて行く必要がございます。したがいまして、12月議会で県下全ての市町が議会に提案し、令和2年4月1日で条例を廃止いたします。その下に参考として、本市の直近の共済引受戸数を記載しております。  なお、明石市で現在、実施している共済事業については、全て新組合が引き継いで実施するため、加入農家に新たな負担が生じるものではございません。  以上、よろしくご審議賜わりますようお願いいたします。 ○北川貴則委員長  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんでしょうか。  梅田委員。 ○梅田宏希委員  29市12町の各共済組合があると思うんですが、明石市は幸いというか、幸運にも災害の少ない地域ですけれども、大きな1級河川等々を有するところとか、山間部については、このような気候変動の時代に大きな災害があったりするんですけれども。明石市だけの共済組合から全県下1本になった場合に、今のところは負担は少ないというか、これにかわることによって、ないというふうに、今、お聞きしましたが、それは県下全域を網羅した場合に、今のこの41市町の中で全てがすぐに入る状況なのかというのが1点と、明石市の共済組合に加入している方々の負担にどのような影響があるのかということをお聞きしいたいと思います。 ○北川貴則委員長  松田農業振興担当課長。 ○松田農業振興担当課長  農業振興担当課長の松田でございます。  まず、一点目の全ての市町が入るのかということでございますが、県下1組合ということでございますので、兵庫県全ての市町に対し、この新しい組合が共済事業を担っていくということになります。  2つ目ですけれども、明石の場合ですと、今、委員がおっしゃいましたように、被害がないというところですので、特に新たな負担ということはないんですが、当然、保険事業でございますので、スケールメリットが大きくなるということで、危険分散が図られるということでは、加入農家にとっては大きなメリットになるのかなということが1つ。あと、明石では余りつくられていないような大豆や果樹の品目があるんですけれども、それが明石の場合だと規模が小さいので、今の状態では共済事業に入れなかったものが、兵庫県下全域となりますので、新たに保険に加入することができるということになるということ。あと、明石は県の中で見ますと、当然、被害が少ないですから、猶予期間があったとしても最終的には、県下一本の掛け金になりますので、明石の方については掛け金が若干下がるのではないかというふうに言われております。  以上です。 ○北川貴則委員長  他にご質疑、ご意見はございませんでしょうか。  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第52号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北川貴則委員長  ご異議なしと認め、議案第52号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。議案第57号、令和元年度明石市一般会計補正予算(第3号)〔分割付託分〕を議題に供します。  それでは議案の説明を求めます。  村田文化・スポーツ室長。 ○村田文化・スポーツ室長  文化・スポーツ室長の村田でございます。  議案第57号、令和元年度明石市一般会計補正予算(第3号)につきまして、当委員会に分割付託されました事項のうち、文化・スポーツ室産業振興室、環境室に関連いたします部分の説明をさせていただきます。  議案書一般の6ページをごらんください。  まず、第2表、債務負担行為補正の追加分でございます。上から5項目め、天文科学館施設維持管理業務委託から、13項目め、あかし動物センター維持管理業務委託につきましては、いずれも新年度開始前の令和元年度中に一般競争入札により入札手続を行おうとするため、債務負担行為を設定するものでございます。  なお、破砕選別施設包括管理事業につきましては、後ほど、田中新ごみ処理施設建設準備担当課長から、委員会資料に基づいて説明をさせていただきます。  次に、議案書、一般の12ページ、13ページをお開き願います。  歳入歳出補正予算事項別明細書の1、歳入のうち、2款、1項 寄附金、2目 商工費寄附金、1節 天文科学館費寄附金でございます。これはアサヒ飲料株式会社から明石市制施行100周年、カルピスブランド誕生100周年を記念いたしまして、明石市立天文科学館への指定寄附でございます。  次に、少し飛びまして、一般の16ページ、17ページをお開き願います。2、歳出のうち、1款 総務費、1項 総務管理費、2目 市民会館費、13節 委託料、市民会館運営事業でございます。これは市民会館等の貸室予約にかかる利用者の利便性の向上を図るため、2020年度から公共施設予約システムを導入するに当たり、その準備に着手しようとするものでございます。後ほど、馬場施設調整担当課長より、委員会資料に基づいて説明をさせていただきます。  次に、一般の20ページ、21ページをお開きください。  3款、1項 商工費、1目 天文科学館費、13節 委託料、プラネタリウム・展示事業でございます。これは先ほど説明いたしました指定寄附に伴い、開館60周年を迎える天文科学館の展示等を充実させるため、整備しようとするものでございます。  以上が当委員会に分割付託されました補正予算のうち、文化・スポーツ室産業振興室、及び環境室関係の内容でございます。  以下、順次資料に基づき説明をさせていただきます。 ○北川貴則委員長  馬場施設調整担当課長。 ○馬場施設調整担当課長  施設調整担当課長の馬場でございます。  私からは、議案第57号のうち、市民会館運営事業につきまして、委員会資料に沿ってご説明申し上げます。  議案57号関連資料明石市立市民会館等への公共施設予約システムの導入についてと題した資料をお開きください。  まず、明石市立市民会館等への公共施設予約システム導入の目的でございますが、大きく3つございます。まず1つ目は、予約方法の充実です。現在は、来館または電話によるものとしておりますが、これらに加え、ウエブ経由での予約が可能となります。2つ目は、受付時間の拡大です。現在は、開館時間中に限っておりますが、ウエブ経由であれば、夜間や休館日でも予約が可能となります。最後に、空き室確認の一元化です。現在は、各施設それぞれに空き状況を確認する必要がありますが、1つのウエブ画面で複数施設の空き状況を同時に確認することが可能となります。  続きまして、導入するシステムの概要でございますが、現在、ウィズあかしで導入実績のある公共施設予約システムeG-Reserve」を予定しており、資料に記載の5つの施設に導入します。3つ目、予算額でございます。導入準備にかかる委託料として300万円でございます。  最後に、スケジュールでございますが、2020年4月の本稼働に向け、年明け1月から契約手続、システム構築などを順次進めてまいります。  私からは以上でございます。 ○北川貴則委員長  田中新ごみ処理施設建設準備担当課長。 ○田中新ごみ処理施設建設準備担当課長  新ごみ処理施設建設準備担当課長の田中でございます。  議案第57号、令和元年度明石市一般会計補正予算(第3号)〔分割付託分〕のうち、明石クリーンセンター破砕選別施設包括管理事業につきまして、委員会資料に基づきご説明いたします。委員会資料をお開き願います。  1、提案理由についてでございますが、2006年度から明石クリーンセンター破砕選別施設の維持管理業務を包括的民間委託で行っておりますが、4回目となる委託期間が2020年3月末で完了となります。本業務は2020年4月からも引き続き行う必要があることから、入札準備のため、今回、債務負担行為を追加しようとするものでございます。  2、業務委託の概要についてでございますが、内容につきましては、保全工事業務、運転管理業務ほかでございます。契約方法は制限付一般競争入札を予定しております。期間につきましては、2020年度から2024年度までの5年を予定しております。限度額につきましては、12億5,500万円を予定しております。年度割につきましては5カ年均等でございます。参考としまして、現在、履行中の期間、事業費、現受託者は記載のとおりでございます。  以上をもちまして、議案第57号関連資料の明石クリーンセンター破砕選別施設包括管理事業について説明を終わらせていただきます。議案第57号につきましては、以上でございます。よろしくご審議賜わりますようお願いいたします。 ○北川貴則委員長  議案の説明は終わりました。  なお、この議案第57号ですが、入れかえ後の同項にて採決は行わせていただきます。  それでは、議案第57号のご質疑、ご意見をお願いしたいと思います。  楠本委員。 ○楠本美紀委員  予約システムのことについてお聞きしたいと思います。現在、ウィズあかしで導入されているということなんですけれども、この状態をお聞きしたいと思います。申し込みは電話とかファクスとか直接とかウエブとか、あると思うんですけれども、その割合といいますか。多い順でも結構なんですけれども、ちょっと知りたいと思いますのでお願いします。 ○北川貴則委員長  馬場施設調整担当課長。 ○馬場施設調整担当課長  施設調整担当課長の馬場でございます。  現在のウィズあかしでの申し込み手段の方法等についてということでございます。今、手元に直接の数字はございませんが、現在、インターネット経由で申し込みをしていただいている方が一定数おられるということはお伺いしてございます。一番のメリットにつきましては、申し込みをウエブ経由でするということもございますけれども、まず、ホームページで空き状況を確認しやすくなったというようなところの声があるということは聞いてございます。申し込みは、ご案内のとおりウエブ経由のみではなくて、電話、ファクス、来館についても受け付けてございます。そこについては、引き続きほかの施設についても需要は一定あるというふうに聞いておりますので、今後も継続してまいりたいということでございます。 ○北川貴則委員長  資料請求はいいんですか。  楠本委員。 ○楠本美紀委員  すみません。申しわけないです。また後で出てくるかな。資料としては、私のほうからお問い合わせしてお聞きするということで終わりたいと思います。  続きまして、もう1つの資料についても続いて聞いていいですか。クリーンセンターの2020年度から2024年度までの事業を競争入札で行うということなんですけれども、現在、行われている事業費と比べて今度入札しようとしている限度額が2億円ほどアップしているんですけれども、この2億円アップしている中で消費税の増税だとか、人件費の高騰とかあろうかと思うんですけれども、何が一番、2億円アップの要因となっているのか教えてください。 ○北川貴則委員長  田中新ごみ処理施設建設準備担当課長。 ○田中新ごみ処理施設建設準備担当課長  新ごみ処理施設建設準備担当課長の田中でございます。  おおむね20%増額の原因につきましては、先ほど委員がご指摘のとおり、人件費の増額、消費税の増額、それ以外に機械電気装置の経年劣化に伴う補修費の増額、及び一部、草刈りの範囲を含めます周辺施設の管理が増加しております。その中で最も増額になっているのは、人件費が増額になっております。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  他にございませんでしょうか。  家根谷委員。 ○家根谷敦子委員  議案57号の関係で、ウエブでの予約システムについて確認したいのですけれども、ウエブでの予約というのはとてもありがたいなと思っております。例えば、ウエブで予約をした場合に、何か問い合わせ等があれば、メールでお知らせがくるのでしょうか。そのあたりを確認したいと思います。 ○北川貴則委員長  馬場施設調整担当課長
    馬場施設調整担当課長  施設調整担当課長の馬場でございます。  今のメール等でお知らせが届くのかということでございますけれども、メール等でこちらからもお知らせできるようなシステムを導入するということで考えてございます。あわせまして、読み上げのソフトにも対応するシステムでというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  家根谷委員。 ○家根谷敦子委員  わかりました。ありがとうございました。 ○北川貴則委員長  他にご質疑、ご意見はございませんでしょうか。よろしいですか。  ないようですので、質疑を終結いたします。  次に移ります。議案第62号、議決事項の一部変更のことを議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  田中新ごみ処理施設建設準備担当課長。 ○田中新ごみ処理施設建設準備担当課長  新ごみ処理施設建設準備担当課長の田中でございます。  議案第62号、議決事項一部変更のことについて、委員会資料に基づきご説明いたします。議案第62号関連資料をお開き願います。  明石クリーンセンター焼却施設プラント設備保全工事請負契約について、1、提案理由でございますが、10月1日に消費税及び地方消費税の税率が8%から10%に引き上げられたことにより、請負金額を増額する必要が生じ、議会の議決を得た契約内容の一部を変更するため、地方自治法第96条第1項第5号、及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提案するものでございます。  2、議案内容についてでございますが、工事名は明石クリーンセンター焼却施設プラント設備保全工事でございます。契約日は令和元年7月2日でございます。工期は、令和元年7月3日から令和2年3月10日まででございます。当初請負金額につきましては、3億3,372万円でございます。変更後の請負金額は、3億3,990万円でございます。618万円の増額でございます。相手方につきましては、記載のとおりでございます。変更内容につきましては、消費税率の変更のみで増工等当初設計内容に変更はございません。  以上をもちまして、議案第62号、議決事項一部変更のことについて、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜わりますようお願いいたします。 ○北川貴則委員長  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんでしょうか。  ないようですので、質疑を終結いたします。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第62号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北川貴則委員長  ご異議なしと認め、議案第62号は原案どおり承認いたしました。  続きまして、議案第63号、明石市立市民会館明石市立西部市民会館、明石市立市民ホール及び明石市立中崎公会堂に等に係る指定管理者の指定のことを議題に供します。  それでは議案の説明を求めます。  藤本文化振興課長。 ○藤本文化振興課長  文化振興課長の藤本でございます。  私からは議案第63号、明石市立市民会館明石市立西部市民会館、明石市立市民ホール及び明石市立中崎公会堂に等に係る指定管理者の指定のことにつきまして、委員会資料に基づきまして、ご説明させていただきます。  提案理由でございますけれども、本案は、明石市立市民会館明石市立西部市民会館、明石市立市民ホール及び明石市立中崎公会堂の管理を行わせる指定管理者を指定することについて、地方自治法第244号の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  委員会資料をごらんください。  1、指定管理者に管理を行わせる施設については、記載のとおりでございます。  2、指定管理者となる団体の概要でございますが、名称は共立・NTTファシリティーズ共同事業体でございます。代表団体は、株式会社共立、所在地は東京でございます。主な事業は劇場・舞台の管理でございます。構成団体は、株式会社NTTファシリティーズ、所在地は東京でございます。主な事業は、ビル・設備のマネジメントでございます。  3、指定管理者制度活用により期待される内容の(1)サービス及び施設管理についてでございますが、開館時間、休館日につきましては、記載のとおりです。2ページをごらんください。運営体制につきましては、記載のとおりでございますが、貸館業務につきましては、市で構築予定の予約システムについて、現段階からカスタマイズの協力を行っており、スムーズな導入運用が期待できます。自主事業につきまして、企画募集の仕組みを継続するということで、将来的にはバックアップなしでも自主的な文化芸術活動を行える土壌の創生が期待できます。  3ページをごらんください。1番上の行でございますが、市民企画検討委員会を組織し、市民会館50周年記念事業、西部市民会館25周年記念事業を開催することを提案しており、市民を巻き込んだ継続的な取り組みで2年目、5年目に周年イベントの充実が期待できます。(2)経費の増減でございますが、令和2年度の指定管理料提案額は、令和元年度の協定額と同額でございます。  以上をもちまして、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜わりますようお願い申し上げます。 ○北川貴則委員長  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんでしょうか。  梅田委員。 ○梅田宏希委員  1点お聞きします。この東京の共立・NTTファシリティーズ共同事業体ということで継続ですが、運営体制の中にスタッフの地元優先雇用というところがありますが、地元としては、東京を本社とするこういうイベントの会社が運営するということで、地元では大きくはできないような運営の方法で活気づくとは思うんですが、地元としては、地元のスタッフの優先雇用というところを書いていますので、この実績。実際、今、明石の地元の雇用というのはどういう状態になっているか、お聞きいたします。 ○北川貴則委員長  藤本文化振興課長。 ○藤本文化振興課長  文化振興課長の藤本でございます。  細かい内容はございませんけれども、全てを把握しているわけではございませんけれども、例えば、中崎公会堂とか、市民ホールとかの受け付け管理も地元の方でございます。それから、市民会館での受け付けの方も地元雇用の方がおられます。館長も地元明石の方でございます。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  今、明確に把握をしていないというところがちょっと心配になったんですが、この件については、運用について地元雇用ということをうたっているわけですから、これからもぜひとも、地元雇用にしっかり取り組んでくれということを言っていただきたいと思います。 ○北川貴則委員長  他にご質疑、ご意見はございませんでしょうか。よろしいですか。  ないようですので、質疑を終結いたします。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第63号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北川貴則委員長  ご異議なしと認め、議案第63号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。イの請願でございます。  請願受理第4号、気候非常事態宣言に関する決議を求める請願を議題に供します。  本請願につきましては、請願者から意見陳述の申し出を受けております。請願者の出口さんにおかれましては、請願者席へお移り願います。  それでは、請願書を朗読させます。  議会局。 ○三ノ浦議事課主任  請願書を朗読いたします。  請願受理第4号、気候非常事態宣言に関する決議を求める請願。  請願者、出口幹郎氏。  紹介議員、辻本達也議員、吉田秀夫議員、筒泉寿一議員、丸谷聡子議員。  請願の趣旨、2015年12月に採択されたパリ協定では、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書に基づいて、世界共通の長期目標として、地球の平均気温上昇を産業革命前から2℃未満に抑え、1.5℃を努力目標として、各国に温室効果ガス(約78%がCO2)排出量の削減目標の提示を求めました。しかし、2018年10月、IPCCが1.5℃特別報告書で、地球の平均気温が既に約1度上昇しており、このままでは2030年から2052年に1.5℃に達する見込みで、熱波、干ばつ、洪水の被害がふえ、海水面の上昇や動植物の生息域の減少等の影響があらわれる。1.5℃に抑制するには、2030年までに世界のCO2排出量を2010年より約45%削減し、2050年ごろに実質ゼロにすべきである。各国が提示した削減目標では、3℃上昇するため、大胆に見直すべきであると提言しました。さらに、地球温暖化研究の権威者であるヨハン・ロックストローム博士は、1.5℃を超えてしまうと、地球が温暖化の悪循環に陥ってしまい、気温上昇が加速する可能性がある。これからの10年が人類の未来を決めるといっても過言ではないと警告しています。  気象庁が公表している「世界の異常気象」を2008年と2018年で比較すると、異常気象は明らかに多くなっています。日本の未来の天気予報について、国連広報センターが2050年夏の予報を、環境省が2100年夏の予報を公表し、大雨、猛暑、台風等がさらにひどくなると予測しています。  明石市は、「SDGs未来安心都市・明石の創造~次なる100年まちづくり~」を推進されています。その中で13番目の目標、「気候変動に具体的な対策を」も重点的に取り組んで、子どもたちをはじめとした市民が2030年、2050年、2100年に猛烈な異常気象に襲われないようにしていただきたいと願っています。そこで、まず、気候変動を緊急課題と位置づけ、温室効果ガス排出実質ゼロや生態系保護に向けた取り組みを加速させる意思をあらわすため、気候非常事態宣言の決議を求めます。この宣言は、2016年12月、オーストラリアのデアビン市が世界で初めて行い、2019年8月末で18カ国、約970の自治体が宣言しています。9月28日のタウンミーティングで泉市長に教えていただきましたが、日本では、9月25日に長崎県壱岐市が初めて宣言しました。その後、10月4日に鎌倉市議会が議決しました。なお、スウェーデンの16歳の少女、グレタ・トゥーンベリさん(環境活動家)が国連気候行動サミットで涙ながらに訴えたことが脳裏から離れません。同じようなことを私の孫が私に訴えかけていると思い、一人の大人としての責任を果たすべく、本請願を行うことにしました。  請願事項、下記項目を含んだ気候非常事態宣言に関する決議を求めます。1、気候危機が迫っている実態を明石市民に広く知らせる。2、明石市の温室効果ガス排出実質ゼロ達成を目標とし、必要な推進策を立案、実行する。3、各行政機関、関係諸団体、市民等と連携した取り組みを推進する。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  次に、請願者から意見陳述を行っていただきます。  なお、意見陳述の時間は、申し合わせにより10分以内となっております。  出口請願者。 ○出口請願者  請願者の出口幹郎です。  それでは、気候非常事態宣言に関する決議を求める請願の意見陳述を行います。市議会の各会派の皆さんには、今、読み上げていただいた請願書に加えて、補足資料を作成してお渡ししております。その請願書は11月28日に大西議長に提出しましたが、その後、長野県の白馬村が12月4日に、長野県が12月6日にそれぞれ気候非常事態宣言を行っております。最初にそれを申し上げておきます。  それでは、紙面の制限で請願書に書けなかったこと、最近の情報も含めて述べさせていただきます。日本列島は、ことしも昨年と同様、豪雨、猛暑、台風に襲われました。テレビは50年に一度の大雨、命の危険が迫っています、災害級の暑さ、熱中症対策を、などと絶叫に近い警告をよく発していました。このようなことは、私が小さいころは聞いたことがありません。産業革命前からの地球の平均気温上昇の長期目標を、パリ協定は2℃とし、1.5℃を努力目標としましたが、昨年10月に国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が報告した1.5℃特別報告書では、1.5℃にすべきであると提言しました。さらに、ことしの9月26日にNHKで放送されたクローズアップ現代「16才の少女が訴える温暖化非常事態」で、ポツダム気候影響研究所共同所長のヨハン・ロックストローム博士が、1.5℃を超えてしまうと地球が温暖化の悪循環に陥って気温上昇が加速し、元に戻ることができなくなる。これからの10年が人類の未来を決めると言っても過言ではないと警告していました。同じ番組で、スウェーデンの16歳の少女グレタ・トゥーンベリさんが、私の声は聞かなくてもいいので科学者の声を聞いてくださいと訴えていました。私もそのとおりだと思っています。このようなことを受けて、ことしの9月の国連気候行動サミットでは、グテーレス国連事務総長の強い呼びかけに応じて、77カ国が2050年に温室効果ガス排出実質ゼロを表明しました。12月2日からスペインのマドリードでCOP25が開かれています。議長国のチリは、温室効果ガス削減目標の引き上げを盛り込みたいと、今までよりも、パリ協定よりももっと上げたいということを表明しています。  グレタ・トゥーンベリさんは、昨年8月にスウェーデンの国会議事堂の前で1人で、未来がないのに学校に行っても意味がないとして、気候のための学校ストライキ、未来のための金曜日、FridaysForFutureを始め、それが全世界に広まっていきました。9月の国連気候行動サミット前には、世界150カ国以上で若者を主体としたグローバル気候マーチが行われ、400万人を超える人たちが参加しました。日本でも約5,000人が参加しました。神戸でも開催され、私も参加しました。グレタ・トゥーンベリさんは、昨年12月のCOP24で、あなた方は自分の子どもたちを愛していると言いながら目の前で子どもたちの未来を奪っていますと訴え、9月の国連気候行動サミットでは、涙ながらに人々は苦しんでいます、人々は死んでいます、生態系は崩壊しつつあります、未来の世代の目はあなた方に向けられています、もしあなた方が私たちを裏切るなら私は言います、あなた方を絶対許さないと訴えました。私も同じ気持ちです。ここでグレタ・トゥーンベリさんが言うあなた方とは、各国の首脳や代表だけでなく、私のような一般市民も含まれていると私は考えて地球温暖化問題に取り組んでいます。  一方、国連の報道によれば、昨年の自然災害による世界の被災者数は6,177万人です。亡くなられた人は1万373人になります。日本では、419人の方が亡くなっておられます。先日の12月5日朝のNHKニュースで、ドイツの環境NGOジャーマンウオッチが、亡くなった人や経済的損失の評価に基づいて、昨年の異常気象によって世界で最も深刻な被害を受けた国は日本であると報道していました。二番目はフィリピンです。三番目はドイツです。環境省のホームページでは、2100年の天気予報が動画でアップされています。それによれば、このまま温暖化対策を行わなければ、2100年には産業革命前から4.8℃上昇する。例えば、熊谷市、昨年41.1℃になりましたけれども、それが44.9℃になります。全国的には激暑になると書いてあります。猛暑ではないんです。  それから、台風は最大瞬間風速が毎秒90メーターのスーパー台風が襲来する。熱中症で亡くなる方が1万5,000人を超える。ほかのものを見ると、もっとたくさんと書いてある場合もあります。そういうふうにして激暑と水害で国産米が食べられなくなる。すっかり変わってしまった2100年の日本。あなたは今から何をしますか。これは環境省のホームページに書いてあるんです。私が言っているのではないんです。私は9月28日と10月27日のタウンミーティングに参加して、合計9つの質問を書いた質問書を市の担当者の方に渡し、口頭で質問を4つ行いました。市長は2つの質問に答えてくれました。そのうちの質問に対する答弁が市のホームページに掲載されていますので、そのまま読ませていただきます。  1番目が、長崎県壱岐市が自治体で初めて気候非常事態宣言を行った。明石でも検討したいと言われました。このとき私は9月25日に壱岐市が宣言したことを知りませんでしたので、市長には教えていただいてありがたいと感謝しております。2番目に、幾らよい施策をしても地球が滅びては意味がないので、グレタ・トゥーンベリさんが未来がないのに勉強しても意味がないとして、金曜日に学校に行かず抗議をされた気持ちはわかる。3番目に、明石市としても市議会議員と相談しながら気候変動の問題に取り組みたいと答えていただきました。そして、12月の本会議で紹介議員になっていただいている吉田議員と丸谷議員が気候非常事態宣言について質問されました。市長は、ほぼ同じ趣旨の答弁をされました。タウンミーティングで配布された昨年8月1日の広報あかしには、明石市は、SDGsの基本理念、「今だけじゃなく未来も大切!、みんなが主役、誰ひとり置き去りにしない」を掲げて政策を推進していることが書かれていました。同時に配布された「SDGs未来安心都市・明石の創造~次なる100年のまちづくり~」には、13番目の目標、「気候変動に具体的な対策を」に取り組むとは書かれていませんでした。  市民の皆さん、中でも特に災害弱者である子どもたちや高齢者や障がい者の皆さんが2030年、2050年、2100年に猛烈な異常気象に襲われないようにしていただきたいと願っています。2030年は、もうすぐやって来ます、遠い将来ではありません。そこでまず、気候変動を緊急課題と位置づけ、温室効果ガス排出実質ゼロや生態系保護に向けた取り組みを加速させる意思をあらわすため、気候非常事態宣言の決議を行っていただきたいと願っています。請願事項は先ほど述べていただきましたとおりです。ただ、そのとき長崎県壱岐市の宣言とか、鎌倉市議会の議決を参考にしております。私は気候学者ではありません。ですけれども、金属工学にかかわる技術開発に携わった技術者です。子どもたちの未来を異常気象から守るため、技術者として、一人の大人として、その責任を果たすために本請願を行いました。  最後に、紹介議員になっていただいた辻本議員、吉田議員、すみません、泣けてきます。筒泉議員、丸谷議員の皆様には、心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。これで私の意見陳述を終わります。ご清聴どうもありがとうございました。 ○北川貴則委員長  次に、理事者の見解説明を求めたいと思いますが、本日、関連する内容の報告事項ウを予定しておりますので、理事者見解と兼ねて先に報告事項ウの説明を受けたいと思いますが、これにご異議ございませんでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北川貴則委員長  ご異議なしと認め、理事者見解を兼ねて報告事項ウの説明を求めます。  市川環境室長。 ○市川環境室長  環境室長兼環境総務課長の市川でございます。  初めに、報告事項ウの気候変動に適応するための対策強化について、委員会資料に基づきご報告いたします。委員会資料をお開きください。  1、目的について、これは対策強化の目的についてでございますけれども、資料に記載しておりますように、また、先ほどの請願趣旨にもございましたように、世界各地では、地球温暖化を起因とする極端な気候変動により気象災害が頻繁に発生しており、日本においても例外ではございません。国連では、2015年に採択したSDGsにおいて、17の目標の中に「気候変動に具体的な対策を」を掲げ、気候変動の要因となる温室効果ガス排出削減の強化が求められております。  本市では、太陽光発電による再生可能エネルギーの普及や事業者とのレジ袋削減協定の締結など、さまざまな施策を実施してきましたが、誰もが安全に安心して暮らし続けられる社会を目指し、SDGs未来安心都市・明石を掲げている本市としまして、気候変動に対する取り組みを充実させ、強化を図る必要があると考えているところでございます。  これらのことから、気候変動対策の推進に関する確固たる方針として、「気候非常事態宣言」を表明する方向で考えてまいりたいというふうに思っております。その後、市民や事業者の理解、賛同を得て、課題を先送りすることなく、子どもたちが安心して、未来に希望をもてるまちづくりを推進してまいりたいと考えております。  2の気候非常事態宣言表明の現状については、先ほども請願趣旨にもございましたが、世界的な流れとして気候変動の取り組みなどを優先的に実施するために、宣言を表明する自治体が、2019年当初、約300自治体であったものが、2019年9月末には、世界で1,042自治体と短期間に急速に広がっているところでございます。2019年9月に長崎県壱岐市が宣言を表明し、翌10月には鎌倉市が議会提案により市に宣言を促す決議をしております。先ほども請願者の方が言われておりましたけれども、白馬村、長野県も同様の宣言をしているところでございます。今後、この同様の流れは他の自治体においても続くと考えられます。  3の宣言後の対策方針としましては、①としまして、危機的状況の周知・啓発、②としまして、地域循環共生圏の構築推進、③としましては、気候変動を増幅させない仕組みづくりの推進に取り組んでまいります。  4の今後の予定につきましては、議会におけます請願の状況も配慮しつつ、宣言については、このたびの委員会報告後、宣言案を作成し、その内容について市民参画手続を経た後、3月に議案として提出する予定でございます。  以上をもちまして、報告事項ウの報告を終わらせていただきます。  引き続きまして、気候非常事態宣言に関する決議を求める請願についての理事者見解を述べさせていただきます。  先ほども報告いたしましたが、SDGs未来安心都市・明石を掲げている本市といたしましては、気候変動に対する取り組みを充実させ、強化を図る必要があることから、「気候非常事態宣言」の表明の方向で考えているところでございます。  請願事項1、3につきましては、気候非常事態宣言後に行ってまいりたい事項であると考えているところでございます。請願事項2につきましては、目標としての温室効果ガス排出実質ゼロ達成は、パリ協定では、21世紀後半では温室効果ガス排出量と吸収量のバランスをとると表現され、世界共通の長期目標となっているところでございますので、宣言においての目標になるものと考えております。  以上、報告事項ウについての報告、及び気候非常事態宣言に関する決議を求める請願についての理事者の見解を述べさせていただきました。よろしくご理解賜わりますようお願い申し上げます。 ○北川貴則委員長  説明は終わりました。  それでは、請願に対するご質疑及びご意見をお伺いする前に、念のために申し上げますが、請願者につきましては、委員からの質疑があれば、委員長の許可を得てからお答えいただくことになります。また、委員からの質疑の趣旨や内容等を確認されたい場合も委員長の許可を得てから発言していただくようお願いいたします。  なお、請願者は委員に対して質疑を行うことができないこととなっておりますので、ご了承願います。  では、ご意見なり、ご質疑がございましたら、よろしくお願い申し上げます。なお、あわせて態度表明もお願いいたしたく思います。また、報告事項ウに対するご意見、ご質疑についてもこの場で発言していただいても結構でございます。  それでは、ご質疑、ご意見はございませんか。
     寺井委員。 ○寺井吉広委員  請願者のご説明、よく思いは受け取りまして、中身、内容については賛同するものであるんですけれども、今回、請願の審議の進め方というか、その流れが非常に不可解で、なんか違和感を抱いているんですけれども、請願者の方にちょっと確認なんですが、この理事者から報告がありましたように、この3月には同じように宣言をして、議案で議会のほうに出てくると、そういう内容が出てくるということはご存じなかったということですか。 ○北川貴則委員長  出口請願者。 ○出口請願者  全く知りません。知らずに、知っていたらこんなのは出しません。 ○北川貴則委員長  寺井委員。 ○寺井吉広委員  まあそうでしょうね。理事者のほうにも確認なんですが、今回の宣言を3月にするということで、タウンミーティングのときにも市長の意見があったり、さまざまな流れで今日に至っているんですけれども、この3月に宣言しようということを決めたのは、いつごろだったんですか。 ○北川貴則委員長  市川環境室長。 ○市川環境室長  環境室長兼環境総務課長の市川でございます。  委員会報告をして、3月に議案としてあげるということにつきましては、11月の末頃から考えていたところです。 ○北川貴則委員長  寺井委員。 ○寺井吉広委員  その11月中ごろから、例えば、今、紹介議員になられている方もおられますけれども、紹介議員になった方に対しての情報提供とか、そのあたりとかはされたんですか。 ○北川貴則委員長  市川環境室長。 ○市川環境室長  環境室長兼環境総務課長の市川でございます。  その辺は一切しておりません。正副議長の報告の後には、そういう関係議員とかにはご説明は申し上げているところでございます。 ○北川貴則委員長  寺井委員。 ○寺井吉広委員  紹介議員の方も知らずに、今回の報告。今回のこの議会で初めて知ったということで、請願者の方も知らなかったということでありますけれども、余りにもタイミングがあってまして、非常に不可解に感じました。請願の中身については賛同するんですけれども、そのあたり、今後、こういう流れにならないように注意していただきたいなということで思います。会派としては、賛成の立場でおりますので、よろしくお願いします。 ○北川貴則委員長  いかがでしょうか。  楠本委員。 ○楠本美紀委員  この請願についての態度は賛成なんですけれども、細かいことは請願者の方が述べていただきましたので、中身は十分わかったかと思います。本当に近年、大型の台風が来たり、夏には熱中症で大騒ぎになるということが例年起こっております。私たちの生活にも大きな被害をもたらしているわけなんですけれども、やはり明石市民として、市として何ができるのか。そして、市民一人一人、何ができるのかと考えたときに、やはりこの気候非常事態をまず知るということ。そして、対策はどうしていくのかということを考えるということが非常に大事だと思います。そういう意味からして、この気候非常事態宣言が必要であると考え、請願に賛成するものです。 ○北川貴則委員長  他にいかがでしょうか。  梅田委員。 ○梅田宏希委員  請願者におかれましては、大変お疲れさまでございました。ありがとうございました。  先ほど寺井委員のほうから同時に出てきたということで確認というのがありましたけれども、内容的には、我々、公明党は、ずっとこの環境問題については取り組んできたところでありまして、この請願、または、この市からの非常事態宣言には賛成という立場でございます。ただ、唐突に出てきたということで、この気候変動に対する対策強化について、非常事態宣言をするからには、明石としてどういう取り組みをするのかという具体的なものは、まだ出ていないのでこれからだと思うのですが、先進地として宣言した壱岐市と鎌倉市。私どもは委員会で鎌倉市の視察に行かせてもらいました。ごみゼロ宣言をされておりまして、ペットボトルを廃止するとか、具体的な取り組みをどんどん進めていくと。我々もごみゼロと言われたら、明石の場合はえっと言っていましたけれども、それを宣言して実際にやっていくんだということを言っている鎌倉市がいち早くこれに賛同しているということですので、今後、この提案をしたからには、具体的なものをどういうふうに進めていくかということが大事だと思うんです。先ほどもありましたけれども、市民であり、また、我々一人一人ができることみたいなところも市民に理解してもらうしかないと思いますので、そのあたりについて今後、どのように考えているのか、お聞かせ願いますか。 ○北川貴則委員長  市川環境室長。 ○市川環境室長  環境室長兼環境総務課長の市川でございます。  先ほど委員のほうからもありましたけれども、やはり、まず宣言をしまして、この気候変動の危機について市民の方に知っていただいて、一人一人が何ができるのかということをまず考えていただきたいなというふうに考えております。  今後、温室効果ガス削減につきましても、再生可能エネルギーの活用とか、あるいは、省エネルギー対策が当然必要になってまいりますので、鎌倉市の事例もございましたけれども、先進市の取り組んでいる状況も参考にしながら、今後、具体的な施策については検討を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○北川貴則委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  具体的な宣言をしたからには、具体的な取り組みを、今後、市民にも周知し、気候変動に対する取り組みを明確にしていかなければならないと思いますので、その点を進めていくことで効果を。明石が宣言をしたという、宣言都市としての具体的な取り組みは何をしたんですかということを当然聞かれますので、よろしくお願いしたいと思います。賛成の立場でございます。 ○北川貴則委員長  家根谷委員。 ○家根谷敦子委員  スマイル会の家根谷です。私も賛成の立場です。  地球温暖化、自然災害というのが毎年ふえていますし、非常に深刻な状態だと思っています。今後、子どもたちや孫が大きくなった未来のことを考えて、そしてまた、明石市ではSDGsを目標にいろいろな施策を進めているところです。その中でも環境問題というのは非常に大切だと思っていますので賛成をさせていただきたいと思います。 ○北川貴則委員長  他にいかがでしょうか。  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  出口さん、お疲れさまでございました。フォーラム明石としましても、気候非常事態宣言に関して賛成しておりますので、未来ある子どもたちにも、ことしの体育大会の活動なんかでも、行事なんかでも、なかなか非常に厳しい状態でした。今後、学校生活もどういう形でやっていくかということも、非常に危惧しております。紹介議員として、フォーラム明石としても、ぜひ、これからの対策ももちろん大事なんですが、賛成していく次第でございます。 ○北川貴則委員長  それでは、質疑を終結をいたします。  おはかりをいたします。  請願受理第4号につきましては、願意は了とされますので、その取り扱いについては、議長に一任するという意見を付して採択とすることにご異議はございませんでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北川貴則委員長  ご異議なしと認め、本請願は採択とすることに決しました。  それでは、請願者の出口さんにおかれましては、請願者席からご退席をお願いいたします。お疲れさまでした。  続きまして、②の報告事項でございます。  報告事項は3件ございます。  まず、アの明石市立文化博物館次期指定管理者候補者の選定について、説明を求めたいと思います。  藤本文化振興課長。 ○藤本文化振興課長  文化振興課長の藤本でございます。  明石市立文化博物館次期指定管理者候補者の選定について、委員会資料に基づき説明申し上げます。  1、取組方針でございますが、令和3年3月末に指定管理者の指定期間満了を迎える明石市立文化博物館について、市民サービスの向上と施設の効率的な運営を図るため、指定管理者による管理運営を継続し、次のとおり次期指定管理者候補者の選定を行うものでございます。  2、選定方法について、指定管理者の選定に当たっては、調査・研究部門を除いて、民間企業のノウハウ等の導入により、さらなる市民サービスの向上と経費の削減等が期待できるため、公募により指定管理者を募集するものとし、選定委員会を設置して指定管理者候補者を選定いたします。  3、指定期間は、継続性、安定性を高め、事業の中長期的な展開を可能とすることで文化芸術に関する事業の充実、市民サービスの向上と施設の効率的な運営を図るため5年間とします。  4、利用料金制については、展覧会における企画・PR等の努力により観覧料収入の増加が図れるなど、指定管理者の自立的な経営努力が期待できることから、引き続き利用料金制を採用する。  選定スケジュールは、令和2年1月に選定委員会を設置し、第1回選定委員会を開催いたします。令和2年4月、5月に候補者の選定を行い、6月議会に指定議案の提出、令和3年4月より次期指定管理者による運営管理業務の開始を予定しております。  明石市立文化博物館次期指定管理者候補者の選定についての説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○北川貴則委員長  説明は終わりました。この際、ご質問、ご意見はございませんでしょうか。  寺井委員。 ○寺井吉広委員  文化博物館、今、特別展やいろいろな企画展等で非常に多くの方がこられているんですけれども、やはり今後、選定に当たって、以前から言っていますけれども、常設展等に人が流れるような工夫とか、使っていないスペース、空間をなんか有効に使えるような、そういう自主事業とかそういうようなことも選定の中に入れてほしいなということで思うのですが、いかがでしょうか。 ○北川貴則委員長  藤本文化振興課長。 ○藤本文化振興課長  文化振興課長の藤本でございます。  常設展を市民の皆さんに見ていただくようなさらなる努力。それから、スペース、会議室等の利用とかにつきまして、次期の募集について仕様書等を検討していきたいと考えております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○北川貴則委員長  寺井委員。 ○寺井吉広委員  常設展は、ほかの全国のそういう博物館とかに行かせていただいたときに、動線が本当に工夫されているんです。ですから、本当に非常に興味がある方が多い特別展であれば、そこにたくさんの方がこられるんですけれども、なかなか常設展のほうを見ていたら、人の流れができていないということで、ただ、全国のほかのところを見ると、常設展を通らないとそこに行けないとか、何かそういうような動線の工夫を非常にされているなということを思ったりしますので、そのあたりもちょっと考えていただけたらなと思います。 ○北川貴則委員長  他にございませんでしょうか。  それでは、質問を終結いたします。  次に、イの無錫市との青少年交流について、報告を受けたいと思います。  今井国際交流担当課長。 ○今井国際交流担当課長  国際交流担当課長の今井でございます。  無錫市との青少年交流について、委員会資料に基づきご説明申し上げます。  友好都市無錫市とは、1981年に友好都市提携を締結して38年になりますが、これまでさまざまな分野での交流を行ってきました。  このたび、青少年文化スポーツ交流の一環として、無錫市から青少年サッカー交流団を迎え、明石市の小学生と交流を行います。  1、無錫市青少年サッカー交流団でございますが、無錫市体育運動学校の王昕(おう きん)副校長を団長とし、無錫市小学生15人と引率者を合わせ、計21人が来明します。  2、受け入れ期間でございますが、本年12月12日、あしたから16日までの5日間となります。  3、内容でございますが、サッカー交流としては、大蔵海岸多目的広場において、12月14日は、ヴィッセル神戸サッカースクールコーチによる合同練習会及び交流試合、翌15日は、14日とは別の明石市内の小学生と合同練習、交流試合を行う予定としております。また、その他として、表敬訪問や市内視察などを予定しております。  4、協力でございますが、サッカー交流を実施するために、明石市体育協会と明石サッカー協会にご協力をいただいております。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○北川貴則委員長  説明は終わりました。ご質問、ご意見はございませんでしょうか。  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  あすから無錫市サッカーチームの交流団を受け入れすることになっておりますが、この16日までの間のもう少し詳しい行程などを教えていただけたらと思います。 ○北川貴則委員長  今井国際交流担当課長。 ○今井国際交流担当課長  国際交流担当課長でございます。  あしたからの行程につきましてですけれども、あした12日は、1日移動日としておりまして、夕方に明石市主催の歓迎会を開催します。13日金曜日は、明石市長表敬訪問と天文科学館や明石海峡大橋を視察する予定となっております。14日の土曜日が、大蔵海岸の多目的広場で明石の小学生と一緒にサッカー交流をして、その後、夕方にバーベキューで交流を行いたいと思っております。15日の日曜日は、また別の市内のサッカーチーム、複数チームに参加していただきまして、合同の練習と交流試合をする予定です。16日、最終日は帰国ということになりますので、朝から関西国際空港へ向けて出発をするんですけれども、途中で大阪城と海遊館を視察する予定となっております。  以上です。 ○北川貴則委員長  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  無錫市と友好都市提携を締結しているわけですが、12月のこの時期というのはどうしてなのかと、あと、種目ですね。今回はサッカーチームになるんですが、どういう形で種目を決められているかをもう少し教えていただけたらと思っております。 ○北川貴則委員長  今井国際交流担当課長。 ○今井国際交流担当課長  国際交流担当課長です。  まず、時期についてなんですけれども、基本的には、暑い時期ではありますけれども、夏休み期間が一番交流には適しているということで、よく夏休みに行ったり来たりということをしているんですけれども、今回、無錫市側の事情がありまして、12月中の明石市の交流ができる時期を教えてほしいということでありまして、この時期になっております。  交流する種目はどのように決まるのかということについてですけれども、これまで無錫市とのスポーツ交流はさまざまな種目で行っているんですけれども、例えば、卓球や太極拳とか、ハンドボールやバスケットボール、柔道なんかも行ってきております。こういった交流事業をするのには、当然ながら、両市ともに同じ種目をやっている競技者がいるということが前提となってきますので、まず最初に、両市の国際交流を担当している者どうしで、こんな競技はどうかなということで協議を行いまして、これならいけるということになった場合に、各団体にお声を掛けさせていただきまして、実際の派遣や受け入れが可能となるという形になっております。  以上です。 ○北川貴則委員長  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  この友好都市提携が締結されることで子どもたちにそういう機会を与えられるということは非常にいい思い出になると思いますし、それで仕事が決まったりしている子も何人か聞いておりますので、ずっとこの事業というか、こういうことを続けていただけたらと思っております。 ○北川貴則委員長  他にいかがでしょうか。  家根谷委員。 ○家根谷敦子委員  スマイル会の家根谷です。無錫市の交流につきましては、とても喜ばしく思っております。先日ですが、11月1日に、市民会館で開かれました100周年記念行事におきまして、無錫市から泥人形が贈呈されたと思いますが、とてもかわいい泥人形でしたけれども、今はどちらに置かれていらっしゃるのでしょうか。教えていただければと思います。  また、市民の方々がたくさん見られる場所にあれば、とてもよいかなと思っております。 ○北川貴則委員長  今井国際交流担当課長。 ○今井国際交流担当課長  国際交流担当課長です。  11月1日の市制100周年記念ということで、無錫市から泥人形が2体贈られております。まず1カ月間は、市民会館での文化的な行事が多いということでたくさんの方がいらっしゃるということもありまして、市民会館で1カ月展示しておりました。11月末に、文化博物館のほうへ引っ越しをさせまして、今現在は、文化博物館にあります。  以上です。 ○北川貴則委員長  家根谷委員。
    ○家根谷敦子委員  文化博物館に置かれているということですね。わかりました。今後は、どちらかに移設される予定はあるのでしょうか。 ○北川貴則委員長  今井国際交流担当課長。 ○今井国際交流担当課長  国際交流担当課長です。  次の引っ越し先はまだ検討中なんですけれども、今後も、市民の方、たくさんの方に見ていただける場所に移したいと考えております。  以上です。 ○北川貴則委員長  家根谷委員。 ○家根谷敦子委員  そうですね。例えば、市民広場のような市民のたくさん人たちが見ていただけるような場所がいいと思うんですが、管理上は難しくなるのでしょうか。 ○北川貴則委員長  今井国際交流担当課長。 ○今井国際交流担当課長  国際交流担当課長です。  確かに、夜中にいろいろなことが起きないといいなとは思うんですけれども、市民広場ですと、警備の関係上、少し不安があるかなということで、広場ではなくて、もうちょっと上の階の市民の方がたくさん来ていただけるようなところにも展示できればいいかなと考えております。  以上です。 ○北川貴則委員長  家根谷委員。 ○家根谷敦子委員  わかりました。ありがとうございました。 ○北川貴則委員長  他にございませんでしょうか。  それでは、ないようでございますので、質問を終結いたします。  次の報告事項ウにつきましては、先ほど請願受理第4号の理事者見解説明とあわせてお受けしておりますが、特にその後、新たなご意見やご質問がございましたらお願いしたいと思います。  よろしいですか。  それでは、以上、報告事項3件を聞いたということをご確認をお願いいたします。  次の③その他の項でございますが、事前に申し出を受けておりますので、発言を行っていただきたいと思います。  まず、梅田委員お願いします。 ○梅田宏希委員  それでは、私のほうからその他で1つ質問をさせていただきたいなと思います。  本会議において、動物と共生するまちづくりに関連して質問をさせていただきましたが、詳細についてご答弁をいただくことまではいってないものですから、何点かお聞きしたいと思います。  まず最初に、去勢手術の助成制度についてでございますが、この制度の活用状況についてお聞きしたいと思います。8年前からこの制度はスタートいたしまして、当初、年間100万円からスタートしまして、現状の対策を進めていく中で非常に不足しているということで、現在は450万円の助成金を活用するという状況になっておりますが、ホームページを見ますと、今、この受け付けをしていないということで、450万円を使い切ったのかなと思っております。この実績と今後の対応についてお聞きしたいと思います。 ○北川貴則委員長  竹中あかし動物センター所長。 ○竹中あかし動物センター所長  あかし動物センター所長の竹中でございます。  この去勢・不妊手術制度でございますけれども、飼い主のいない猫、いわゆる野良猫と申しますけれども、その猫に対しまして、個体数を減少させて、猫のふん尿、ごみ荒らし等を防止することによりまして、地域環境の美化を図ることを目的といたしまして、去勢・不妊手術を受ける市民に対して手術費用の一部を助成する制度でございます。現在のこの助成金の活用状況でございますけれども、12月10日、きのう現在でございますけれども、先ほど委員が言われたように、予算額が450万円、助成につきまして、雄1匹で5,000円、雌に関しては1万円助成をさせていただいおります。現在ですけれども、手術が終了して、この助成金の支払いが執行済みの場合の今の状況でございますけれども、雄に関しては184匹、雌に関しては279匹、合計で463匹となっております。助成額につきましては、360万円ほどになっております。  現在、まだ手術が終わっていないという方もおられます。これが105匹ぐらいおられまして、これは見込みの額になりますけれども、105万円ほどまだ確定はしておりません。これを足しますと約470万円なりますので、予算額の想定を超えておりますので、新規の方には今お待ちいただいている状況となっております。  ただ、今後でございますけれども、今、手術待ちと報告されている方の中に、当初、予定されておった猫がいなくなったりですとか、なかなか捕まえられないということもございますし、あと、雌が1万円でございますので、大体雌で申請される方が多くございますので、つかまえて手術したら雄だったということで、その差額が5,000円出てきたりしますので、今後、かなり助成できる額はふえてまいる想定になっております。来年度の1月には再開できるということで考えておりますので、その際は、ホームページ等でお知らせするような予定になっております。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  来年の、月でいうと2月か3月が繁殖期になるらしいんです。そうなると、それまでの間に手術のできるものはできるだけしたほうがいいということで、この450万円を超える分についての補正予算というか、そのあたりを組まなければならないのではないかと思うんですが、そのあたりのお考えはいかがですか。 ○北川貴則委員長  竹中あかし動物センター所長。 ○竹中あかし動物センター所長  あかし動物センター所長でございます。  繁殖期を迎えて大丈夫かというご質問ですけれども、例年、先ほど申しましたような、なかなか捕まえられないとか、いろいろな状況で枠がふえていくというような状況の中で、年度末で大体二、三十万円は残額が出るというような状況になっております。委員のおっしゃるように、春先から繁殖期を迎えますので、大体3月、4月、5月と非常に申請される方が多くございます。できるだけ制度を利用していただくために、今年度の予算で使っていただき、来年度につきましても予算を要求させていただいておりますので、活用していただきながら、なんとか減らす努力をさせていただき、できるだけ申請し、活用していただくようにもっていきたいと思っております。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  そうしましたら、待ちになっている分がかなりふえてきた段階では、今年度の予算よりも前倒しにしてでも対応したほうがいいんじゃないかなと思いますので、そのあたりをよろしくお願いします。  次に、地域猫活動の広報について、本会議で具体的な質問をできなかったもので確認しますが、このパンフレットができて、配布は、1回は校区の自治会長あたりまでは行ったかなと思うんですが、まだまだ単位自治会まで行っているかというと、これが見ていないという。ですから、地域猫活動の周知がなかなかできていないものですから、現場サイドでは、地域猫活動、いわゆるTNR運動をしている人たちと、猫が嫌いでという人たちとの間にやっぱりトラブルが結構あるということで。この猫を捕まえた場所で、避妊・去勢手術して、その猫の生涯をその地域で見ていくというのが地域猫活動ですけれども。そうすると毎日、毎日の餌やり、これもルールがあるということで、1時間以内ぐらいで餌をやって、やったものを全部引き上げると。そうしないと、置きっ放しにすると、そこでまた処置をしていない猫が集まってきて、またそこで繁殖をするという悪循環になるので、そういうようなやり方をわかってもらうためには、ここでやっているのは、これはそのまま猫で放置して餌やりをしているのではないんですと。嫌な人のために、減らすためにこの活動をしているんですということを理解してもらうためには、どうしても、せっかくつくったパンフレットがまだなかなか行き渡っていないと思うんです。ですから、この単位自治会ぐらいまでに行く。できれば、回覧ができるぐらいに行く。そして、市役所、市民センター、関係する部署、生活福祉課もあるでしょうし、校区のコミセンあたりに常備しておけば、一々にパンフレットをもっていったり、説明しなくても済むのではないかと思うので、このパンフレットの活用をもっと考えなければいけないと思うんですが、この点はいかがですか。 ○北川貴則委員長  竹中あかし動物センター所長。 ○竹中あかし動物センター所長  動物センター所長でございます。  パンフレットにつきましては、あかし動物センターが開設してから作成させていただいて、全自治会にお配りをする。または、市民センター等には配布をさせていただきました。  ただ、委員ご指摘のお配りしていない箇所もございますので、パンフレットにつきましては、活用していただくように増刷をさせていただいて、関係機関に配布するようにしたいと考えております。  また、常設につきましては、パンフレットがなくなれば、ご連絡いただければ、すぐお持ちしますということをつけ加えてお配りしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  そしたら、この件についてはよろしくお願いいたします。  次に、ホームページの内容の改訂なんですけれども、地域猫活動というところを引いたら、あかし動物センターの中で出てこないものですから、この地域猫活動をしてもらわないと減らないというのと、それから、地域ごとにこれをボランティアの人たちと地元の自治会なりの協力をいただいて、網をかけてこの活動をしないとどうしてもまたふえてくるんです。ですから、そういう意味でもこの地域猫活動というものが必要ですよということを、あかし動物センターのホームページでは書いてないんです。さらには、市政だより等にもなかなかアピールがないということで、いたちごっこになっているんです。神戸が条例をつくりましたが、神戸の条例をつくった中で、では、動物センターとの関わり方はどうかというと、動物センターが各地域に野良猫が集まっている地域はありませんかという、情報をくださいということで、センターが情報を集めていると。その情報をもとにして、今度、ボランティアの人たちを派遣して、網をかけながら潰していっているというんです。潰すというのは失礼ですけれども、頭数が確実に減っていくという流れになりつつあるといいますので、このあたりの連携をする意味でも、もっと広報の、ホームページの使い方を考えてはどうかと思うんですがいかがでしょうか。 ○北川貴則委員長  竹中あかし動物センター所長。 ○竹中あかし動物センター所長  あかし動物センター所長の竹中でございます。  ホームページでございますけれども、委員ご指摘のとおり、飼い主のいない猫によるトラブルを解決するためにという冊子をつくっております。それをホームページにアップさせていただいております。ボランティアの方といろいろ、私もお話をする機会がございまして、委員がご指摘される地域猫の説明がないよねということもお聞きしております。それを受けまして、今年度10月にパンフレットの中に地域猫についても解説をしておりますというふうに追記をさせていただいております。あかし動物センターでも野良猫に関する苦情とかが非常にたくさん来ております。対策としまして、まずは、避妊・去勢をしていただくというのが一番重要ではないかなと考えております。また、そういう相談者の方にいろいろお話を伺いますと、やはり近所で餌をやっている市民の方がおられるというふうに、お聞きをさせていただきましたら、我々としましたら、現場に伺ってお話を聞くなどをさせていただきながら、できるだけすぐ避妊・去勢をしてくださいと。無責任という言い方はあれなんですけれども、餌のやり方も考えてくださいとか、ふん尿のする場所を考えてくださいとか。いろいろアドバイスをさせていただきながら、避妊・去勢についても、私ども動物センターに登録されているボランティアもおりますので、不安であれば活用していただいているという流れはございますので、今後、いろいろな形で当然、ボランティアの活用もふえてくるかなと考えております。  また、同時に地域猫活動についても、やはり地域の理解が重要だと考えておりますので、その活動を今後とも啓発していくということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  先ほども申しましたけれども、餌やりというのが物すごくポイントだそうです。30分とか1時間とか時間を決めて、その間に餌をやったら、全部餌を引き上げると。その餌をやるときに集まって来ている猫が耳をカットされた避妊・去勢手術した猫なのか、それとも紛れ込んだ猫なのかをチェックしているようです。それでまだ手術をしていない猫については、そこでまた捕獲して、避妊の方に向けていくということだそうですので、そのときに餌をやりながら放置して帰る人がいて、そういう地域猫活動というやり方を、まだポイントを学んでいないという人とトラブルになったり、猫がふえる要因になるということで、やはりそういう意味では、広報をしっかりしてそのあたりを教えていくしかないかなと思いますので、センターのほうでも、ホームページの改修だとか、そのあたりの広報にしっかり取り組んでいただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○北川貴則委員長  続きまして、申し出を受けておりますので、榎本副委員長、発言を許します。 ○榎本和夫副委員長  実は、市民トイレについての市の考え方をお聞きしたいなと思うんですけれども。魚の棚にあります市民トイレの今の状態、現況といいますか。そういったのをちょっと教えていただけたらと思うんですが。 ○北川貴則委員長  上田産業振興室長。 ○上田産業振興室長兼産業政策課長  産業振興室長兼産業政策課長の上田でございます。  ご指摘のことにつきましては、平成11年度から開始しました観光市民トイレ開放助成事業でございます。観光客誘致の観点から、観光客等が利用できる公衆トイレを確保しようということを目的に、上下水道料金の約4割を助成するというものでございます。これまでにステーション西館、ジェノバライン、魚の棚で助成を行っておりましたが、平成28年度魚の棚のトイレの助成を最後に事業を終了しております。終了の理由は、市の財政健全化協議会におきまして、利用者の大部分がそれぞれの施設のお客様であるということに、限定されているということが考えられまして、商業団体等、本来の設置者で経費を負担すべきであるという考えに基づくものだというふうに聞いております。現在は、それぞれの設置者で運営をしていただいているところでございます。  以上でございます。 ○北川貴則委員長  榎本副委員長。 ○榎本和夫副委員長  ありがとうございます。なぜ、この質問をしたかといいますと、以前から中心市街地エリアでトイレを探す方というのが見受けられたんですけれども、特に今回、B-1グランプリがありまして、そのときにかなりの方からトイレないですかという形で非常に困惑されている方が多数いらっしゃったというところなんです。現状を見ますと、市民トイレといわれるものの助成を打ち切られたということなので、いわゆる顧客サービスだという位置づけだと思うんですけれども、それぞれがそういった意味でのトイレ解放をしているというところなんですけれども、市としてやはり、いわゆる交流人口をふやそうと。そして、いわゆる人の移動によってまちの活性化につなげていこうというのであるならば、明石にこられる方へのおもてなしの1つだと私は思うんです、こういう整備をしていくというのは。そういった意味で、今後、いわゆる中心市街地のエリアの中である程度そういった市民トイレの整備というんですか、そういったものを進めるべきだと思うんですけれども、恐らくこれは所管が違うので答えにくいと思うので副市長、そのあたりはどうお考えでしょうか。 ○北川貴則委員長  和田副市長。 ○和田副市長  副市長の和田でございます。  先ほどおっしゃいましたように、観光というのが、今、シティセールスで総務委員会の所管になっておりますので、ここで断言的なことは言えませんけれども、今、駅前の再開発ビルもアスピアも、ピオレのほうもトイレがあります。今度、駅前の観光案内所にも、バリアフリーといいますか、ユニバーサルのトイレもできます。そういったたくさんの観光客の方をお迎えするのに、トイレというのは必要かなと思うんですけれども、そういった形でそれぞれの施設がその利用者を目的としてトイレを設置されておりますので、それを受益者とその負担をどう考えるかというところだと思いますけれども、今のところは、それぞれの管理をしていただいているところで負担をしていただいているということになっておりますけれども、今後、またどういった形がいいのかは、政策室やシティセールス推進室にも伝えておきますので、よろしくお願いします。 ○北川貴則委員長  榎本副委員長。 ○榎本和夫副委員長  まさしくおっしゃるとおりだと思います。ただ、魚の棚の市民トイレ、これを1つ例にとりますと、今までいわゆる管理という形で水道料金の0.4を補助していただいていたと。それがなくなった中であのトイレというのは、商店街が設置しているトイレじゃないみたいなんです。商店街の同意が得られない。しかしながら、そういうものがぜひ、明石のためには必要だろうという、いわゆるそういうことに賛同された方、30名ぐらいであの市民トイレを運営されておるという中で、やはり年間のコストというんですか、そういった負担がかなりその30名の方にのしかかっておると。それでいいのかなというのがありますので、また、今、副市長からいろいろ考えるという答弁をいただきましたので、ぜひ、よろしくお願いします。  以上です。 ○北川貴則委員長  それでは、その他の項を終結させていただきます。  理事者入れかえのために、暫時休憩といたします。  再開は1時とさせていただきます。お疲れさまでございました。                          午前11時45分 休憩                          ―――――――――――――                          午後 0時59分 再開 ○北川貴則委員長  それでは、生活文化常任委員会を再開いたします。  まず、議案に入ります前に、人事異動に関する申し出を受けておりますので、発言を許します。  岸本市民生活局長。 ○岸本市民生活局長  市民生活局長の岸本でございます。  私から11月25日付で人事異動のありました職員を紹介させていただきます。  市民協働推進室長兼人権推進課長の岩﨑でございます。 ○岩﨑市民協働推進室長兼人権推進課長  人権推進課長兼務となりました岩﨑でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○岸本市民生活局長  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○北川貴則委員長  それでは、(2)の市民生活局の市民生活室、市民協働推進室あかし総合窓口・市民センター関係です。議案は3件であります。  それでは、議案第56号、明石市立コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。  議案の説明を求めます。  堂上コミュニティ・生涯学習課長。 ○堂上コミュニティ・生涯学習課長  コミュニティ・生涯学習課長の堂上です。  議案第56号、明石市立コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定のことについて、委員会資料に基づきご説明させていただきます。  まず、改正の目的ですけれども、旧あかねが丘学園の敷地が来年度売却予定でございます。それに関しまして、現在、そこにあります朝霧コミュニティ・センターを朝霧中学校内に移転いたしまして、朝霧北コミュニティ・センターと統合するということが1つ。もう1つが、あわせてコミセンの使用区分の見直しなどによりまして、利用者の利便性の向上と施設の有効利用を図ることを目的としております。  主な改正点といたしまして、大きく3点ございます。1点目といたしましては、朝霧コミュニティ・センターを朝霧中学校内へ移転して、朝霧北コミュニティ・センターと統合いたします。あわせて他の中学校コミュニティ・センターと同様に、中学校名と同様の名前、朝霧コミュニティ・センターとして存続していきたいと思っております。  2点目といたしまして、これまでコミセンの施設の貸し出し区分というのが午前、午後、夜間という3時間ないし、4時間のパッケージでの貸し出しになっておりました。ただ、実際のご利用される方のニーズと少しずれているというところもございました。そのために、必ずしも効率的な貸し出しがそのためにできていないということもございましたので、貸し出し区分を1時間単位に変更することで、より利用者の利便性の向上と施設の有効利用を図りたいと考えております。利用料金については、基本的には時間単位に割り戻した金額にしております。同じ時間ご使用いただいた場合、例えば、午前と同じ3時間ご利用いただいた場合は同じ金額になるというふうな形で設定しております。  3点目です。中学校のコミュニティ・センターの体育館の下にありますスポーツ室、大きな部屋ですけれども、それと藤江小学校のコミュニティ・センターの体育室など、比較的大きな施設というのは、今、実際のご利用の中で全面使用されることがほとんどございません。そのために、半面や3分の1だけ使っていてもほかに貸し出せないというようなことが非常に多くございましたので、そのあたりの有効利用を図るために、半面ごとの貸し出しというふうに変更したいと思っております。  今後のスケジュールでございますけれども、条例の可決後に、各コミュニティ・センター等で利用者に周知を図るとともに、ホームページや広報あかしなど、いろいろな媒体を通じて広く周知をしていきたいと考えております。実施時期に関しましては、4月1日からという形で考えております。  説明は以上です。よろしくご審議賜わりますようお願い申し上げます。 ○北川貴則委員長  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんでしょうか。  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  体育館のコミュニティ・センターのスポーツ室など、市民にとってもこの改正は、時間もそうなんですけれども、部屋の配分とか、2分割できるようになって、非常に市民にとってもよかったかなと思っております。有効活用が今後されるかなと思っているんですけれども、改正に至った背景をずっと文章化されているんですけれども、もう少しその改正に至った経緯を、要望されているのはコミセンの指導員の方とか、職員の方とかであったとか、市民からの要望であったとか、もう少しそこを詳しくお聞かせ願えたらと思っております。 ○北川貴則委員長  堂上コミュニティ・生涯学習課長。
    ○堂上コミュニティ・生涯学習課長  コミュニティ・生涯学習課長の堂上です。  実際のところ、市民の方、もしくは指導者の方から強い、強い要望があったというほどのものではないんですけれども、一部、コミセンの職員などに聞きますと、実際に使用したいというご要望があっても、実際、貸し出ししているということで、半面以上あいているのに追加で貸せないということがちょこちょこと見受けられるという話を聞いておりましたので、より有効に利用していただきたいという思いからの改正でございます。  以上です。 ○北川貴則委員長  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  この有効活用に関しては、非常にいいことだと思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。 ○北川貴則委員長  他にございませんでしょうか。  寺井委員。 ○寺井吉広委員  料金のことが今、わかりにくくかったんですけれども、例えば、今までだと午前中、11時までで終わったとして、お昼までと料金が変わらないとかいうことですか。それと、広いスポーツの空間、あの空間も半面でも一面でも余り変わらないのか。その辺をもう1回説明をお願いします。 ○北川貴則委員長  堂上コミュニティ・生涯学習課長。 ○堂上コミュニティ・生涯学習課長  コミュニティ・生涯学習課長の堂上です。  料金につきましては、今、ご質問にあったように、例えば午前中、今まででしたら、午前中のうちの1時間だけ使っても午前中の料金ということで、会議室でありましたら450円をいただいているというような形になっておりました。今後、1時間単位の料金になりますので、例えば、9時から11時まで2時間お使いいただいた場合は300円で、3時間同じように午前中いっぱいお使いいただいた場合は、同じ450円というような形になっております。  スポーツ室に関しましては、基本的には半面あたりを今、実際のところはほとんど半面ごとのお使いになっておりますので、実際、半面を今までと同じような形でお使いになった場合に関しては、同じ料金という形での設定をしております。  ただ、実際には、ほぼご利用実態はないんですけれども、両方の面、全面を使った場合にはということは、両方の面の料金になるので、今までよりは料金は若干高くなってくるというところがございますが、実際のところは、片面は畳で片面はフロアとかになっておりますので、ほぼ、コミセンでの両面利用のところはないので、実際のところは、ほぼ今までと料金は変わらない形でいかせていただけると思っております。  以上です。 ○北川貴則委員長  他にございませんか。  ないようですので、質疑を終結いたします。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第56号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北川貴則委員長  ご異議なしと認め、議案第56号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第57号、令和元年度明石市一般会計補正予算(第3号)〔分割付託分〕を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  岩﨑市民協働推進室長。 ○岩﨑市民協働推進室長兼人権推進課長  市民協働推進室長兼人権推進課長の岩﨑でございます。  議案第57号、令和元年度明石市一般会計補正予算(第3号)につきまして、当委員会に分割付託されました事項のうち、市民生活室、市民協働推進室あかし総合窓口・市民センターに関連いたします部分のご説明をさせていただきます。  議案書一般の6ページをお願いいたします。  第2表、債務負担行為補正の追加分、上から4項目め、厚生館機械警備業務委託でございますが、これは新年度開始前の令和元年度中に一般競争入札により入札手続を行おうとするため、債務負担行為を設定するものでございます。  以上でございます。よろしくご審議賜わりますようお願いいたします。 ○北川貴則委員長  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんでしょうか。  ないようですので、質疑を終結いたします。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第57号〔分割付託分〕は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北川貴則委員長  ご異議なしと認め、議案第57号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第58号、令和元年度明石市葬祭事業特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  合田斎場担当次長。 ○合田次長(斎場担当)兼斎場管理センター所長  斎場担当次長の合田でございます。  議案第58号、令和元年度明石市葬祭事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、議案書及び事項別明細書に基づき説明をさせていただきます。  議案書の葬の1ページをお開き願います。  本補正予算は、歳入歳出の総額をそれぞれ3,400万円増額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ7億1,608万6,000円とするものでございます。  それでは、歳入歳出を事項別明細書によりご説明させていただきます。8ページ、9ページをお開き願います。  まず、歳入でございます。1款 事業収入、1項 葬祭事業収入、1 葬祭収入は、葬祭式場の利用件数が当初見込みよりふえたことによる増額でございます。  次に、歳出についてご説明いたします。10ページ、11ページをお開き願います。  1款、1項、葬祭事業費、1目 葬祭費でございますが、説明欄、葬祭事業運営事業は、葬祭式場の利用件数が当初見込みよりふえたことにより、葬儀の進行やご遺族の補助を行います司会、献茶、仕出し料理、霊柩車の運行などといった葬儀関連サービスの提供に要する業務委託料の増額分でございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議賜わりますようお願いいたします。 ○北川貴則委員長  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんでしょうか。  ないようですので、質疑を終結いたします。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第58号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北川貴則委員長  ご異議なしと認め、議案第58号は原案どおり承認いたしました。  続きまして、②報告事項です。1件ございます。  アのウィズあかし貸室の増室について、説明を求めます。  堂上コミュニティ・生涯学習課長。 ○堂上コミュニティ・生涯学習課長  コミュニティ・生涯学習課長の堂上です。  報告事項でウィズあかし貸室の増室について、委員会資料に基づきご説明させていただきます  現在、生涯学習センター、男女共同参画センターなどは、平成29年度から一般財団法人明石コミュニティ創造協会を指定管理者として一体管理をしております。その際に名づけましたウィズあかしという愛称のもとに、多くの方にご利用いただいております。特に小さい会議室というのは、稼働率、利用率が非常に高く、ご利用の希望も多いことから、市民の皆様のご利用希望をお断りせざるを得ないことも多いため、貸室の増室に向けて調整を行っているところでございます。  具体的に増室を考えている貸室でございますが、アスピア明石北館の8階、西の端っこです。その矢印のところでちょっと網掛けをしているところでございます。以前の明石国際交流協会の事務所で、現在は、あかねが丘学園の教材等の倉庫として使用している場所でございます。部屋の広さは18平方メートルで、定員は8名から10名程度になるかなと見込んでおります。ウィズあかしの貸室の利用状況でございますけれども、どの部屋も多くの方に利用されておるんですが、特に定員12名の小さな会議室、学習室804というのが非常に稼働率も高くて、抽せんのときの当選率も低くなっていることから、増設により小さな部屋を利用いただきやすくしたいと考えております。  今後の予定ですが、現在、物品の配置がえ等のため、アスピア明石のウィズあかし全体の中でいろいろと物品の整理、調整を行っておりまして、これらが整い次第、3月の議会において、生涯学習センター条例の改正案をご提案させていただきたいと考えております。  その後、4月より予約の受け付け及び使用の開始をしたいと考えております。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○北川貴則委員長  報告をいただきました。  この際、ご質問、ご意見はございませんでしょうか。  ないようですので、質問を終結いたします。  以上、報告1件を聞いたということをご確認願います。  続きまして、③その他の項ですが、特に事前に申し出を受けておりませんので、こちらも終結いたします。  3、閉会中の所管事務調査事項です。  (1)戸籍及び住民基本台帳について  (2)国民健康保険及び後期高齢者医療保険について  (3)葬祭事業について  (4)コミュニティ及び人権推進について  (5)男女共同参画及び生涯学習について  (6)文化芸術、国際交流、文化財保護及びスポーツについて  (7)商工業及び農水産業について  (8)天文科学館について  (9)環境衛生及び環境保全について  (10)動物愛護について  以上、10項目につきまして、閉会中もなおよく慎重に調査検討いたしたいので、議長に閉会中の継続調査として申し出ることにご異議はございませんでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北川貴則委員長  ご異議なしということで、そのとおり行わせていただきます。  以上で、生活文化常任委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでございました。                           午後1時18分 閉会  以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。                        生活文化常任委員会                        委員長  北 川 貴 則...